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中耳炎

~中耳炎~

 中耳炎は、細菌やウイルスが耳管を通り、中耳に感染することで起こります。例えば風邪をひいたとき、鼻やのどにある菌が、耳管を通って中耳に入り、炎症を起こすと中耳炎になります。
  子どもに中耳炎が多いのは耳管が未熟で、大人よりも短く、太く、まっすぐなために鼻や喉の影響を受けやすいからです。また、アレルギー性鼻炎による耳管の粘膜の腫れ、アデノイドなどによる耳管の圧迫といったことが耳管の働きを悪くし、中耳炎を起こしやすくする原因となります。

中耳炎は、急性中耳炎と慢性中耳炎に分けられます。急性中耳炎が3ヵ月以上続いて治らないときは慢性中耳炎といわれます。
  急性中耳炎が治った後、中耳に浸出液(しんしゅつえき:炎症などが原因で周囲の組織からしみ出した液体)が溜まることがあり、これを滲出性(しんしゅつせい)中耳炎といいます。  滲出性中耳炎は、子供に多くみられる中耳炎です。



■急性中耳炎の症状
耳痛、難聴、耳閉感、発熱、耳漏などの症状がみられます。
  乳児の場合は症状を訴えることができないため、発熱の他、理由なく泣いたり、不機嫌になったり、耳をさわったり、食欲不振になることがあります。



滲出性中耳炎の症状
主な症状は難聴ですが、子供はあまり自覚症状を訴えずテレビの音が大きくなる、 集中力の低下や返事が遅いなどで、大人が気づきにくいため注意が必要です。



慢性中耳炎の症状
 痛みはほとんど感じず難聴や耳漏などです。

いずれの中耳炎も聞こえに影響するため早めに受診し根気よく治療を受けることが難聴にならないようにするために重要です。また風邪を引いて鼻が出ている場合は中耳炎を治りにくくする原因となるので、風邪を早く治していくことも大切です。